LeapAI編集部

AI導入支援とは?4つの支援タイプと費用・会社の選び方

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AI導入支援とは、AIを業務で使うための課題整理、ツールの導入・開発、社内への定着、運用改善などを外部に依頼するサービスの総称です。アカウントを用意するだけでなく、実際の仕事の流れに組み込み、使える状態にするまでの支援が含まれます。ただし、どこまで対応するかはサービスごとに異なります。[1]

「生成AIを試したものの、業務で使い続けるところまで進んでいない」「外部に頼みたいが、何をどこまで依頼すればよいか分からない」。この記事では、こうした状況にある中小企業の経営者や管理部門の担当者に向けて、依頼内容と比較の仕方を整理します。

大切なのは、会社名や月額料金だけで選ばず、必要な支援範囲、総費用、社内の役割、契約終了後に使い続けられるものを確認することです。本記事では、事務・管理業務での生成AI活用を中心に、支援内容を4つのタイプに整理します。対象業務がまだ決まっていない場合も、相談の準備から始められます。

1. AI導入支援とは?依頼できる範囲を確認する

支援内容を7つの工程で整理する

AI導入支援を検討するときは、「AIに詳しい会社か」だけでなく、「自社が必要とする工程を担ってもらえるか」を確認します。本記事では、依頼する内容を整理するために、次の7工程に分けます。

工程 支援会社と進めること 確認しておきたい成果物・合意事項
課題整理 時間がかかる業務や手戻りの原因を整理する 対象業務の候補、現状の作業時間
要件定義・導入計画 AIに任せる範囲と人が確認する範囲を決める 実施範囲、優先順位、役割分担
小規模な検証 限定したデータや業務で実用性を確かめる 検証結果、本格導入の判断材料
ツール導入・開発 設定、データ連携、必要な機能の実装を行う 利用環境、設定内容、操作手順
セキュリティ整備 入力できる情報、権限、記録の扱いを決める 利用ルール、権限設定、確認体制
運用・改善 利用状況と品質を確認し、不具合や課題を直す 運用記録、改善内容、効果測定
研修・内製化支援 社内で使い、必要な修正を行えるよう支援する 教材、手順書、引き継ぎ内容

※上表は本記事での整理です。すべての工程が契約に含まれるとは限りません。

図解1:AI導入の進め方。課題整理から運用改善までの流れに、セキュリティ整備と研修・内製化支援を並行して進める。
図解1:AI導入の進め方。課題整理から運用改善までの流れに、セキュリティ整備と研修・内製化支援を並行して進める。

小規模な検証は、PoC(概念実証)と呼ばれることがあります。本格的に費用をかける前に、技術的に実現できるか、期待する効果があるかを確かめる取り組みです。[2]

なお、7工程は必ず順番どおりに進めるものではありません。特にセキュリティは、導入後に一度確認して終わりにせず、企画から運用まで継続して扱います。IPAが公開した生成AIセキュリティの手引きでも、企画、調達、技術検証・設計、運用、廃棄の各段階を分けて対策を整理しています。[3]

サービス名より、対応範囲と社内の役割を見る

「AIコンサルティング」「生成AI導入支援」「AI開発」「AI顧問」という名称だけでは、依頼できる範囲は判断できません。たとえば、開発支援と教育・内製化支援を組み合わせるサービスも、継続的な相談を中心にするサービスもあります。[4]

提案書では、課題整理、実装、研修、保守のそれぞれについて、誰が担当するかを確認してください。外部に作業を依頼する場合でも、業務内容の説明、データ利用の承認、成果物の確認など、社内で担う役割を決めておくと進めやすくなります。

2. AI導入支援の4タイプと、自社に合う選び方

本記事では、主な支援内容と関わり方から4つのタイプに整理します。法的な契約形態の分類ではなく、依頼先を検討するための目安です。実際には複数のタイプが重なるため、最初から1つに絞る必要はありません。

コンサルティング型|対象業務と進め方を整理したい場合

何をAI化するか、どの部門から始めるか、投資に見合う効果があるか。こうした検討を依頼したいときは、コンサルティングを中心とした支援が候補になります。

相談前に完成した計画書を用意する必要はありません。「月末の集計に時間がかかる」「問い合わせへの回答を毎回調べている」など、現在の業務を説明できれば、検討の出発点になります。

このタイプを選ぶ際は、助言の回数よりも、相談の結果として何が決まるかを確認しましょう。対象業務の優先順位、導入方法の比較、概算予算、次に着手する作業など、社内で判断に使える形に整理してもらうことが重要です。

また、提案までで終了するのか、設定や開発まで依頼できるのかは分けて確認します。実装を別の会社に依頼する予定なら、検討内容を引き継げる資料や、引き継ぎ時の支援も相談しておきます。

ツール導入・開発型|対象業務を実際に使える仕組みにしたい場合

「問い合わせ内容を分類して返信案をつくりたい」「社内資料から必要な情報を探せるようにしたい」など、改善したい仕事が具体的になっている場合は、ツール導入・開発を中心に検討します。

たとえば、既存のクラウド環境にある資料を生成AIと連携させたり、チャットツールで使える仕組みを構築したりする支援が提供されています。[1]

ただし、すべてを新しく開発する前提で依頼する必要はありません。相談時には、現在使っているツールの設定変更で対応する案、既製サービスを導入する案、個別に開発する案を比較してもらいましょう。必要な機能と継続費用をそろえて比べることが大切です。

たとえばメール対応なら、最初は「分類と返信案の作成」までを対象にし、実際の送信は担当者が確認して行う設計も考えられます。自動化する範囲を具体化すると、必要な権限、確認手順、開発する機能も整理できます。

見積もりでは、正常に処理できる場合だけでなく、読み取れない資料や判断できない内容が来た場合の動きも確認します。エラーを誰に知らせ、どの作業に戻すかまで決めておくと、運用を想定した比較ができます。

研修・内製化支援型|社内で使い、改善できる体制をつくりたい場合

社員が基本操作を覚えることと、自社の業務に合わせて使い方を改善できることは、別の目標です。研修を選ぶ際は、受講後にどの業務をどこまでできる状態にしたいかを先に整理します。

たとえば、文書作成やメール対応の基本操作を学ぶなら、利用ツールに対応した講座が候補になります。一方、部署内で業務自動化を継続して進めたい場合は、自社の作業を題材にした演習や、研修後の相談・修正支援が必要かを確認します。

内製化は、すべてを自社開発することに限定しなくて構いません。本記事では、現場で使い方を説明できる、設定内容を把握できる、軽微な変更を行える、難しい修正を適切に依頼できる、といった状態も目標に含めます。

研修会社には、教材の内容だけでなく、「自社の資料を使えるか」「操作環境の準備は誰が行うか」「受講後に質問できるか」を聞いてください。受講者数だけでなく、実務で試す時間や担当業務も決めると、研修の目的が明確になります。

月額伴走型・顧問型|相談と改善を継続して進めたい場合

対象業務を一度に決めず、優先順位を見直しながら改善を進めたい場合は、月額で伴走する支援が候補になります。専任の担当を置かず、既存の業務と兼務しながら進める場合にも、相談先と進行の場を用意する選択肢です。

ただし、「顧問」という名称から実装まで含まれるとは判断しないでください。相談への回答、会議、情報提供が中心なのか、設定・開発や運用改善にも対応するのかを確認します。[5]

LeapAIのAI顧問は、月額10万円から(税抜)、業務自動化の稼働月4時間から、隔週60分の会議を月2回提供しています。AI利用料は利用企業名義での契約となり、大きな業務は分割または別途見積もりとしています。具体的な対応範囲は、対象業務を確認したうえで相談します。[5]

月額伴走を比較するときは、月に対応できる作業量、追加依頼の扱い、最低契約期間、解約時の引き継ぎをそろえて確認しましょう。「毎月何が進み、何を確認するか」が見える契約にすることが大切です。

月額で伴走するAI顧問の提供内容を見る

4タイプは、依頼内容と成果物で比較する

図解2:4つの支援タイプ。整理したい場合はコンサルティング、仕組みにしたい場合はツール導入・開発、社内で使いたい場合は研修・内製化、継続して進めたい場合は月額伴走。
図解2:4つの支援タイプ。整理したい場合はコンサルティング、仕組みにしたい場合はツール導入・開発、社内で使いたい場合は研修・内製化、継続して進めたい場合は月額伴走。
支援タイプ 依頼する目的 期間の決め方 成果物・引き継ぎで確認するもの
コンサルティング 対象業務や方針を決める 判断したい事項と会議・調査の範囲で合意する 課題一覧、比較資料、導入計画
ツール導入・開発 業務で使える仕組みをつくる 実装範囲、接続先、検証・受入条件で合意する 設定、プログラム、管理権限、運用手順
研修・内製化支援 社内で使い、改善できるようにする 学習範囲、演習、事後支援で合意する 教材、演習成果、社内向け手順
月額伴走・顧問 継続的に相談・改善を進める 契約期間と月ごとの対応範囲で合意する 作業記録、改善内容、契約終了時の引き継ぎ

※成果物や継続利用の条件は、タイプだけでは決まりません。契約ごとに確認してください。

迷う場合は、「何をするか整理したい」「対象業務を仕組みにしたい」「社内で使えるようにしたい」のどこで止まっているかを考えます。そのうえで、短期間の依頼にするか、継続支援を受けるかを検討すると、相談内容を整理できます。

3. AI導入支援の費用は、支援範囲と継続費用を分けて比較する

公開料金は、対象プランと条件をセットで見る

AI導入支援の費用を知りたいとき、月額料金や開発費の数字だけを横並びにしても、依頼条件が異なれば比較できません。まず、料金が「1人当たり」「月額」「プロジェクト単位」のどれかを確認します。

以下は、2026年9月21日に公式ページで確認した公開料金・見積もり方式の例です。市場全体の相場や平均ではなく、各タイプの検討に使う参考例です。サービスの順位付けではありません。

検討する支援 公開サービスの例 公開料金・見積もり方式 比較時の注意
コンサルティング・技術助言 スキルアップAI「技術顧問サービス」 スタンダード月額50万円、アドバンスト月額60万円(いずれも税抜) 3か月から契約可能。チャット、相談会、レポートが中心。[4]
ツール導入・開発 cloudpack「Google Cloud かんたん AI パック」 要望に応じた個別見積もり インフラ利用料が発生。アプリケーション・インフラ保守は別途見積もり。[6]
研修 スキルアップAI「Microsoft 365 Copilot 活用講座」 1名33,000円(税込) eラーニングの講座料金。利用アカウントの準備が必要。個別の内製化支援費とは別。[7]
月額伴走 LeapAI「AI顧問」 月額10万円から(税抜) 月4時間からの業務自動化。AI利用料などの条件を別途確認。[5]

※技術顧問サービスは、コンサルティングと月額伴走の両方の性質を持ちます。研修単体と実装支援を、金額だけで比較しないでください。

公開価格がある場合も、対象業務、利用人数、扱うデータ、既存ツールとの連携先を伝え、今回の条件に合わせた見積もりを依頼します。

「検証まで」「本格導入」「運用」に分けて内訳を確認する

検証までの費用では、業務の確認、データの整理、試作、結果の評価がどこまで含まれるかを確認します。本格導入では、利用環境の準備、権限設定、既存システムとの接続、受入確認、操作説明を整理します。

運用開始後は、支援会社への費用だけでなく、ツールの利用料、利用量に応じた料金、保守、追加修正を含めて考えます。費用を試算する際は、対象期間をそろえることが基本です。

図解3:AI導入費用の分け方。初期費用、継続費用、追加・終了時費用を分け、比較期間をそろえて総額を確認する。
図解3:AI導入費用の分け方。初期費用、継続費用、追加・終了時費用を分け、比較期間をそろえて総額を確認する。

たとえば、初期費用20万円、毎月の支援費10万円、ツール利用料月2万円で6か月利用する場合、単純合計は20万円+(10万円+2万円)×6か月=92万円です。これは税抜でそろえた説明用の仮定であり、実際の見積もりや市場相場ではありません。追加作業費、社内工数、契約終了時の費用は含めていません。

見積もりに「一式」と書かれている場合は、対象業務数、連携先、利用人数、修正回数、保守範囲を確認してください。金額を下げる交渉の前に、今回必要な作業が含まれているかをそろえると、比較の理由を社内でも説明しやすくなります。

見積書と契約条件で確認したい3項目

第一に、成果物の権利・利用条件と管理権限です。自社用につくる設定やプログラム、既存の外部サービス、利用企業が提供するデータを分け、契約終了後に何を利用できるかを確認します。

第二に、運用開始後の費用です。不具合の修正、機能追加、利用量増加、外部サービスの変更への対応が、月額費用に含まれるかを聞きます。

第三に、検証で本格導入を見送る場合の扱いです。検証結果や作成資料を受け取れるか、次の工程を契約する義務があるか、終了時に追加費用が発生するかを確認しておきましょう。

4. AI導入で起こりやすい3つの問題と、発注前の確認事項

本格導入の判断基準がないまま検証を続けてしまう

検証では、実現性や問題点を把握し、次の投資を判断することが目的になります。[2] そのため、検証の結果として導入を見送ること自体は、失敗と考える必要はありません。

避けたいのは、「動くものはできたが、業務で使えるか判断できない」という状態です。たとえば返信案をつくるなら、文章が生成できるだけでなく、担当者が確認・修正する時間も含めて、従来より負担が減るかを確かめる必要があります。

検証前に、対象データ、評価する件数、許容できない誤り、確認にかかる時間を決めます。うまく処理できないケースも含めて評価し、本格導入に進む条件と見送る条件を整理しましょう。

支援会社への質問
「何を確認できれば本格導入に進めますか。品質、作業時間、費用をどのように測り、結果を誰が判断しますか?」

外部に任せたまま、社内で設定や運用を把握できない

開発や設定を外部に任せることと、社内で内容を把握しないことは別です。日常業務で使うなら、止まったときの連絡先、管理画面の場所、情報の更新方法を、社内でも確認できる状態にしておきましょう。

発注前に、アカウントの名義と管理権限、設定内容、プログラム、手順書、データの出力方法を引き継ぎ対象として整理します。すべてを自社で修正する必要はありませんが、別の担当者や支援会社に説明できる状態を目指します。

LeapAIのAI顧問では、利用企業名義で構築した自動化を残す方針を公開しています。一方、契約中に提供するAIエージェントもあるため、自社向けに構築したものと契約期間中の提供サービスは区別して確認してください。[5]

支援会社への質問
「契約終了後も使えるものは何ですか。管理権限、設定内容、運用手順の引き継ぎは、今回の費用に含まれますか?」

データや確認手順が未整理のまま実装に進んでしまう

たとえば、社内資料を参照して回答する仕組みで、新旧の資料が混在し、どれが正しいか決まっていないとします。この場合、AIへの指示だけを調整するのではなく、参照する資料と更新責任者を整理する必要があります。

最初から全社のデータを整備するのではなく、対象業務で使う資料の保存場所、形式、更新日、閲覧権限から確認しましょう。実際のデータに加え、空欄、例外、古い情報を含むケースも検証対象にします。

また、生成AIは不正確な内容を出力する場合があり、情報漏えいへの対策も必要です。[3] 本番運用では、何をAIに入力できるか、誰が結果を確認するか、確認できない場合にどう処理を止めるかを、業務のリスクに応じて決めます。

支援会社への質問
「着手前に必要なデータ整備を確認できますか。誤った出力や判断できないケースは、誰が、どの手順で確認しますか?」

5. AI導入支援会社を選ぶために整理する情報と、確認すべき質問

困っている業務を1〜3件挙げる

問い合わせ前に、対象業務を1つに決め切る必要はありません。まずは、繰り返し発生する作業、時間がかかる作業、確認や転記が多い作業を1〜3件挙げます。

「経理をAI化したい」よりも、「毎月届く請求書の内容を一覧表へ転記している」のように、具体的な作業で伝えると相談しやすくなります。入力に使う資料、行っている処理、最終的に作成するものを分けて説明してみてください。

AIを使う方法に限定せず、既存ツールの設定や作業手順の見直しで対応する案も、比較対象にしてもらいましょう。目的はAIの導入そのものではなく、困っている仕事を改善することです。

作業頻度・件数・所要時間を、分かる範囲で整理する

効果を確認するために、現状の作業時間と処理件数を把握しておきます。厳密な計測が難しい場合は概算から始め、支援会社と測り方を決めれば構いません。

説明用に、月300件の問い合わせを1件8分で処理していると仮定します。AI導入後、人による確認・修正まで含めて1件3分になれば、月の短縮時間は300件×(8分−3分)=1,500分、つまり25時間です。これは仮定に基づく計算で、導入実績や効果の保証ではありません。

さらに、資料の更新、障害対応、運用確認など新たに増える時間があれば差し引きます。短縮できた時間が、そのまま支出の減少になるとは限らないため、残業の削減や他の業務への振り分けなど、どう活用するかも合わせて考えましょう。

相談窓口と、実務を説明できる人を確認する

専任の担当を置いていなくても、社内の連絡窓口は決めておくと進行しやすくなります。ただし、1人ですべての判断を背負う必要はありません。

窓口になる人、業務を説明する人、データやシステムの利用を承認する人、費用を判断する人を確認します。同じ人が複数の役割を担う場合もあります。最初の打ち合わせでは、対象業務を実際に行っている人が説明できるよう調整しましょう。

支援会社には、「社内で必要な作業」「おおよその工数」「回答や承認が必要になるタイミング」も提示してもらいます。月額費用だけでなく、社内側に無理なく進められる体制かを比較するためです。

支援会社に聞く質問リスト

図解4:問い合わせ前の整理事項と、支援会社に確認する8つの質問。
図解4:問い合わせ前の整理事項と、支援会社に確認する8つの質問。
質問 回答で確認する点
今回の費用には、課題整理・設定・開発・研修・運用のどこまで含まれますか? 対応範囲と対象外の作業が明確か
当社側には、誰が、どの作業に、どの程度の時間を使う必要がありますか? 社内で必要な役割と工数が具体的か
本格導入に進む判断基準は、いつ、どのように決めますか? 品質、作業時間、費用の評価方法があるか
検証で期待した結果が出なかった場合、何が残り、追加費用は発生しますか? 継続・終了の条件と成果物が明確か
入力データの扱い、アクセス権限、人による確認はどう設計しますか? データ管理と確認手順が具体的か
ツール利用料、保守、追加対応などは、どのように課金されますか? 継続費用と増額する条件が分かるか
契約終了後も使えるものは何ですか。引き継ぎは含まれますか? 利用条件、管理権限、引き継ぎ内容が明確か
補助金を使う場合、登録済み事業者・ITツール・対象経費を示せますか? 今回の依頼内容に即して制度の条件を説明できるか

実績を確認する場合も、導入企業の数だけでなく、扱った業務、利用者の範囲、担当した工程、導入後の運用を聞いてください。そのうえで、複数社に同じ業務情報と質問を渡すと、提案内容の違いを整理できます。

6. AI導入支援に補助金は使えるか|対象ツールと申請条件を確認する

2026年の制度名と通常枠の概要

2026年は「デジタル化・AI導入補助金2026」として、中小企業・小規模事業者等によるITツール導入を支援する制度が案内されています。[8] 名称にAIが含まれていても、AI関連の支出がすべて対象になるわけではありません。

通常枠の補助率は原則2分の1以内で、一定の賃金要件を満たす場合は3分の2以内です。補助額は、1プロセス以上で5万円以上150万円未満、4プロセス以上で150万円以上450万円以下とされています。「プロセス」は制度で定める業務機能の区分であり、導入するAIの個数ではありません。[9]

申請対象となる企業の範囲は、業種、資本金、従業員数などによって異なります。この記事で想定する従業員30〜300名の企業でも、一律に対象とは限らないため、公募要領と公式の対象者案内で確認してください。[10]

支援会社だけでなく、導入するITツールの登録を確認する

補助金を利用する場合は、支援会社がIT導入支援事業者として登録されているかに加え、導入するITツールが登録・承認されているかを確認します。公式サイトでは、未登録のITツールは交付申請できないと明記されています。[11]

通常枠はソフトウェアの導入が必須です。導入コンサルティング、導入設定・研修、保守なども対象経費の区分にありますが、役務だけを自由に申請できるという意味ではありません。[9] AI顧問、研修、個別開発の契約を検討する場合も、今回のサービスのどの部分が制度上の対象になるかを確認する必要があります。

なお、本記事はLeapAIのサービスへの補助金適用や、補助金の交付を保証するものではありません。

交付決定前の発注・契約・支払いに注意する

公式の手続きでは、交付決定を受けた後にITツールの発注・契約・支払いを行います。交付決定前にこれらを行うと、補助金の交付を受けられません。[12] 補助金を利用する予定なら、契約する前に手順を確認してください。

申請準備には、GビズIDプライムの取得や、情報セキュリティ対策に取り組む自己宣言「SECURITY ACTION」なども必要です。[13]

2026年9月21日時点の通常枠5次締切は、2026年9月29日(火)17:00、交付決定は2026年11月9日(月)の予定です。[14] 受付日程や条件は更新されるため、検討時に公式サイトで確認してください。補助金の入金前に支払いが必要になる点も踏まえ、資金の準備と導入時期を検討しましょう。[12]

7. AI導入支援のよくある質問

中小企業でも依頼できるか

会社全体を対象とした大きな導入だけでなく、特定の業務から相談する方法があります。たとえばLeapAIのAI顧問では、ひとまとまりの業務を対象にした自動化を案内しています。[5] 最低契約金額と対応範囲を確認し、最初に取り組む業務を相談してください。

対象業務が決まっていなくても相談できるか

課題整理に対応する支援会社なら、活用する業務や進め方の検討から相談できます。[4] まずは時間がかかっている作業や、改善したい点を伝えましょう。相談が無料の範囲と、有料の調査・提案になる範囲は、打ち合わせ前に確認しておくと安心です。

導入にはどれくらいの期間がかかるか

期間を比較する際は、対象業務、データ準備、連携先、検証・社内確認に必要な日数をそろえます。「試作品が使える日」と「通常業務で運用を始める日」を分けて、見積もりを依頼してください。社内の確認や承認が必要になる時期も含めて計画を立てると、着手後の調整を減らせます。

専任の担当を置いていなくても始められるか

専任の担当を置かない進め方も検討できますが、社内の窓口と業務を説明できる人は必要です。外部に任せる作業と、社内で行う承認・確認を分けましょう。現場で使い続けるために、操作方法や例外時の対応を引き継いでもらうことも大切です。

まとめ|必要な支援範囲を整理し、同じ条件で比較する

AI導入支援を選ぶ際は、まず「対象業務を整理したい」「使える仕組みをつくりたい」「社内で活用できるようにしたい」のどこに支援が必要かを考え、そのうえで継続的な伴走が必要かを検討します。

比較するのは、料金だけではありません。対応範囲、継続費用、社内の役割、検証の判断基準、契約終了後の利用条件まで確認することで、自社に合う依頼先を検討できます。

対象業務を決め切れない場合は、困っている作業を挙げるところからで構いません。今回の質問リストを使い、具体的な業務内容を伝えて相談してみてください。

自社でAIを活用できる業務を相談する

LeapAIのAI顧問については、サービスページで提供内容をご確認いただけます。対象業務が未定の段階でも、現在の業務内容やお困りごとからご相談ください。[5]

AI顧問の提供内容を確認して相談する


出典・参考情報

料金・制度・日程の確認日:2026年9月21日。分類、図解、質問リスト、仮定に基づく計算例はLeapAIによる本記事内の整理です。図解は特定のサービスの対応範囲や成果を保証するものではありません。

  • [1] cloudpack「生成 AI 導入支援サービス for AWS」
  • [2] cloudpack「技術検証(PoC)サービス for AWS」
  • [3] IPA「セキュリティ担当者のための生成AIセキュリティ」
  • [4] スキルアップAI「技術顧問サービス」
  • [5] LeapAI「AI顧問」
  • [6] cloudpack「Google Cloud かんたん AI パック」
  • [7] スキルアップAI「Microsoft 365 Copilot 活用講座」
  • [8] デジタル化・AI導入補助金2026「制度概要」
  • [9] デジタル化・AI導入補助金2026「通常枠」
  • [10] デジタル化・AI導入補助金2026「申請の対象となる方」
  • [11] デジタル化・AI導入補助金2026「ITツールの登録申請」
  • [12] デジタル化・AI導入補助金2026「交付決定後に必要な手続き」
  • [13] デジタル化・AI導入補助金2026「申請を行う前に必要な手続き」
  • [14] デジタル化・AI導入補助金2026「事業スケジュール」

※本記事は生成AIを活用して制作しています。内容はLeapAI編集部がファクトチェックおよび編集を行い、 図解・画像は生成AIで作成したもの、または実際のサービス画面を掲載しています。

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